次に考える事は、ユーザーが「何を想い」そのページに来たのか?という事です。実はコレ、「何のキーワードで来たのか?」という事より重要だったりします。
勿論、キーワードがあればより確実なのですが、キーワードがあったとしてもその先の「思考」が大事なんですよね。
記事によっては、明確でかつ売るものがハッキリしている記事もあるでしょう。でも、そうではなくて不明確だったりキーワードが取れずよくわからなくなった記事は
ユーザーが訪れた想い・理由
を想像すればいい。
記事を書いてそれに「関連した商品」を貼るというのがありがちなセオリーかと思いますがユーザーとの想いがズレると全く売れません。
例えば
3DSを子供に与えるなら親として知っておきたい事 - ENJILOG
という記事の場合、記事は「子供 3DS」で1位に表示されるのですが当然ながら「3DS」は売れません。「関連したゲーム」も売れません。
なぜなら、この記事を読むユーザーは
「子供に3DSを与えるのが心配」
な、お母さん、お父さんだからです。
ユーザーは「3DS」が欲しいともゲームがしたいとも思っていないんですよね。
ユーザーの想いは「子供にゲームを持たせて大丈夫だろうか?」という気持ちでこの記事を読んでいます。
なので、子供を想い、目を保護する「ブルーライトフィルム」なら売れるかもしれません。3DS本体より、なんだったら「3DS」など関係ないお母さん向けの商品の方がまだ売れるでしょう。
繰り返しますが、読む人が「どういう人でどういう気持ちか」をキチンと想像する事が売れるポイントです。
あなたが書いたタイトルも「想い」を誘導している
もう少し突っ込むとこれは「検索キーワード」だけでなく、クリックされた「あなたの書いたタイトル」も大きく影響します。それは内部リンク然りです。ユーザーはあなたの書いた「タイトル」に何かを期待して訪れます。
その「何か」は何なのかをキチンと考えないと、「ただ検索にかかりそう」「思い付き」で書いたタイトルでは大きなずれが生じてしまい結果が出ません。また、ユーザーが期待する「何か」が適切に見つかるという事も重要です。
大事なのはアクセスではない
上記を読んで頂ければ感じると思うのですが「売る」のに大事なのはアクセスではないです。
言ってしまえば「売れる」記事、売れるユーザーがアクセスしている事。例えば「国」で10000アクセスあるよりも「おこげ アメ」の2アクセスの方が「売れる」んですよ。当然。
さらに売り上げを伸ばす
体験させる事
さらに売り上げを伸ばすにはどうしたら良いか?
これはブログがアフィリエイトに親和性が高い1つの理由でもあるのですが、「体験させる事」です。
人が欲しいと感じても買うのを躊躇する大きな理由は「わからないから」です。
よくわからない、不確実な点がある、不透明に感じる部分があると人は二の足を踏みます。と同時に、「体験して良かったもの」は多少高くても欲しくなります。手に入れた未来しか見てませんから。
勿論、ネット上でリアルに体験する事なんて出来ません。
じゃあ、どうするか?
やはり、確実なのは自分で体験して見せる事です。これはもう、アフィリエイト初心者の基本中の基本であり一番効果的な方法です。
「こんな写真意味あるかな?」なんて写真も実はユーザーの購買動機に1役買う事も少なくありません。ユーザーの「闇」を消し、使用したこちらのレビューを読ませる事で「疑似体験」をしてもらう事。
そして、売るのではなく「説明」する事。
ユーザーが欲しいのは情報であり、営業ではありません。人は風が吹いても服は脱ぎませんが、暑ければ脱ぐのです。
まとめ
物を売るって意外とシンプルです。
ただ、カタチは無くマニュアルにした時点でその力の多くは消えてしまいます。
答えを出さずに、ただ想像し続ける事ってのは大事かもしれません。
本記事はENJILOG「頑張ってきたブロガーが一気に収益を伸ばす方法(2015/12/16)」より抜粋