記事を書く上でまず注意して欲しいことがあります。
アフィリエイト記事ではとうぜん、何か商品やサービスをユーザーに「売る」という記事になるのですが、ブログでは決して「売ろう」と記事を書いてはいけません。
「売る」のではなく「(良い商品、サービスを)教えてあげる」というスタンスであることがポイントです。
ブログが公式サイトと違う点、そして大きな強みは買い手と同じ立ち位置にいるということです。反対側の「売る」の立ち位置になると、それは営業と同じになります。

そうではなくあくまでもユーザー側(仲間であり、味方)となって良い商品を教えてあげることが大事です。
もちろん、騙そうという悪意があればユーザーは見ぬきます。「本当にこれは良いな!」と思った商品の感想を偽りなく書くだけで無理に売ろうとしなくても同じ悩みを持つユーザーに自然と売れます。
アフィリエイト記事の書き方
ターゲットを明確にする
記事を書き始める前に、「この記事を読みたいと思う人」はどんな人かを考えることはとても大切です。
そして「この記事を読みたいと思う人」はGoogleなどで”どんなキーワード”で検索するのか?も、しっかり最初に考える必要があります。
もし、あなたが「犬のおすすめドッグフード」について記事を書くつもりなら、ターゲットは当然
- 犬を飼っている人
- おすすめのドッグフードを探している人
になるでしょう。
なら、「愛犬におすすめ!ドッグフードの紹介」というタイトルにすれば「犬, おすすめ, ドッグフード」などで検索している人に訴求できそうです。
でも、ちょっと待って!
タイトルを決定する前に一度、そのキーワードを自分で検索してみましょう。
検索はGoogleのプライバシーモードがおすすめです

なんと、競合となるページは7,350,000件もあります。
しかも、上位表示されているサイトはどれも大手など強そうなサイトばかりで個人ブログではとても勝ち目はなさそうです。
こん棒でラストボスに挑むようなものね
よくみると検索フォームの下に他の人が検索する関連キーワードが表示されています。

このようなキーワードを参考にしながら、自分でも戦えそうなキーワードでタイトルと記事を作ることが最初は特に重要です。
ポイント
例として「ドッグフード」を出しましたが、ドッグフードはアフィリエイトでも人気ジャンルで参入障壁はとても高いです。また、健康などに関連するキーワード(YMYL)は一般的なサイトでは検索結果に表示されにくいので避けることが賢明です。
見出しで箇条書きにする
「序文(リード)」「原因」「実証(体験)」「比較」「まとめ」
タイトルが決まったら、次は書く内容になります。
アフィリエイト記事の基本構成は「序文(リード)」「原因」「実証(体験)」「比較」「まとめ」などが多いですが、まずは箇条書きで各項目となる見出しを書いてみましょう。
そして、その見出しだけを見て
- 何が書いてあるのかがわかるか?
- タイトル(想定しているユーザー)とマッチした内容になっているか?
- 読みたくなるか?
- ひっかかりなく流れるように最後まで読めるか?
を確認します。
見出しはそのまま「目次(もくじ)」になります。SEO的にもユーザーに向けても非常に重要な要素なのでしっかり構成しましょう
売りたい!という気持ちがあるとどうしても話の内容を膨らませすぎたり、多くの人に買ってもらいたいとついつい万人受けの記事を書こうとしてしまいます。
そのような記事は、ほとんどが誰にも刺さらない記事になってしまうので注意しましょう。
序文(リード)の役割
「序文(リード)」では、想定ユーザーを引き込む導入部分であると同時に、想定ユーザーではない人を除外することも大切です。
万人に受けようとせず、対象ユーザーをしっかり絞ることで尖った差別化のある魅力的な記事ができます。
よくある初心者の間違いあるある
文字数は大事?
「売れる」ということに関しては文字数は関係ありません。
できるかぎり過不足ない情報と刺さる内容であれば1行でも売れます。
いかにユーザーの心に刺さるか?が重要です
Twitterでバズって爆売れしている商品がいい例ですね
ただし、検索結果の上位に表示されるには必然とそれなりの文字数が必要です。
文字数が多いから上位表示されるということでもなく一概に何文字とは決められませんが1,000文字にも満たない場合はコンテンツとして寂しい気がします。
記事数はどれぐらい必要?
これも記事数がいくつならOK!というものはありません。
ただブログに訪れたユーザーが「お、このブログ(サイト)は良いな!」と感じてもらうにはそれなりのボリュームが必要です。
まずは30記事程度を目指して書いてみるのも良いと思います。
すごく良い記事を見つけたときに他にも面白そうな記事がたくさんあった方がまた訪れたいと思うわよ
意味のないプロフィール、アイキャッチ画像
YouTubeの流れもあり、アイキャッチ画像に凝る方も多いですが、記事タイトルをそのまま写真に記載しただけのものも多く、あまり効果がないケースが多いようです。
プロフィールにしてもアイキャッチ画像にしても、「なぜそれを用意するのか?」をしっかり考えることが大切です。
アイキャッチ画像に時間をかけるよりも記事やオリジナルの写真に手をかけた方が良い結果になると思いますよ
自己満足で終わらないように気を付けましょう
多すぎる広告
兎角、ブログをはじめたての頃はとにかく広告を表示したくなるものですが、ほとんどのケースで
広告は多ければ多いほど悪い結果になります。
これは最初にも書きましたが「営業マンだらけのブログ」になるからです。
まずは広告は張らずにしっかりと記事を増やしていきましょう。
ある程度の記事とアクセスが出てきたら少しづつ、広告を入れて効果を見ていくことがおすすめです。
個人的にはGoogleアドセンスの自動広告は最悪だと思っています。「自動」「かんたん」で結果が出ることはなかなかありません。
※もちろん、やってみて結果が出ているのであれば問題ありません
正解はない
最後に肝に銘じてほしいのが「正解はない」ということです。
本末転倒に聞こえてしまうのですが、「こうすれば絶対に良い!」「この場所に広告を貼ると良い」「この色が良い」というような情報はあくまでも、そのサイトに当てはまることであって、
- どのようなブログ(サイト)なのか?
- 何を売るのか?
- ターゲットは?
- どんな記事?
などで正解は全く変わってきます。
あるサイトで不正解のものがあるサイトでは正解ということは珍しくありません。
必ず自身のブログでどのようなものが効果があるのかきちんと数字で計測することが成功への近道です
次のステップはコチラ!
自分に合ったところから始めよう



